立川国際中・附小に行ってきました。

 本園の北側にある東京都立立川国際中等教育学校・附属小学校に出かけてきました。今年から「学校運営連絡協議会」の協議委員となり、その会議に参加したからです。
 ちなみに「学校運営連絡協議会」とは、東京都教育委員会によれば、協議委員に「学校の取組内容や日常の教育活動を把握してもらい、学校との意見交換の中で、助言や意見をしてもらう」ものだそうです。
 附属小学校は昨年度からスタートした都立初の小学校であり、なおかつ、附属小学校の誕生により、公立初の小中高12年間の一貫教育校が誕生したわけですから、私もワクワクしながら出かけていきました。
 ただ、それ以外にどうしてもお邪魔したかった理由があります。
 それは、附属小学校の土地が、もともと本園が1954(昭和29)年に学校法人立川学園 立川短期大学の附属幼稚園としてスタートした際に使っていたからです。立川短大は1959(昭和34)年に東京都への移管が決定され、現在の東京都立大学につながっていくわけですが、その際、幼稚園は過去も現在も「都立」はないため、廃園の予定でした。しかし、当時の保護者たちが存続を願い、その声を受けて、立川学園の理事者が有していた現在の土地に1961(昭和36)年に移転・独立し、今日に至るわけです。
 こうしたご縁もあり、立川国際中の前身である東京都立北多摩高校のグランドであった時代から、この土地を毎年、本園の運動会や散歩などでも使わせていただきました。ですから、愛着があるわけです。まぁ、“片思い” みたいなものですが・・・。
 そんな思いを潜ませながら、校内を見させていいただきましたが、最新の設備に驚くとともに、施設内の配置やレイアウトがとてもよく考えられていることがわかりました。本当に素晴らしいものでした。
 今後、この校舎で展開される豊かな一貫教育を通して、国際化の時代を自ら切り拓く人材が育っていかれることでしょう。在園児のお兄ちゃんたちも在学していますから、楽しみにしたいと思います。
2023年12月07日