「おもちつき」だよ!

 3歳児のAくんが砂場にタライを持ち込み、湿らせた砂をいっぱいに入れ、シャベルでこねていました。
 ちなみに、タライはドロンコ遊びなどで汚れた手足を洗うためのものです。
 ですから、遊び道具でないことを伝えようかな~と思ったのですが、夢中で砂をこねたり、たたいている姿を見ると、ためらってしまいました。
 そんな雰囲気を感じたのか、Aくんの方から、何をしているかを教えてくれました。
 「おもちつきしてるんだ!」
 想像していたことと違い、私もびっくり。
 でも、すぐに先週末、おもちつき会があったこと。そして、Aくんのお父さんとお母さんがおもちつきを手伝いに来たくださっていたことを思い出しました。
 そうなんですよね~。子どもは印象深いことがあると、それを再現したくなるもの。憧れの存在やふるまいに出会うって、本当にステキなことなんですよね。これからも興味・関心がたくさんひろがる体験を大切にしていきたいものですね。
2024年01月15日