節分・豆まき・鬼退治!

 2月3日は節分ですね。今年は土曜日で休園となるため、前日となる2月2日に園内で豆まきを楽しみました。
 11時にホールに集合し、まず私から節分や豆まきの意味を伝えました。
 「節分」は季節を分ける節目であること。
 特に2月4日が「立春」となるため、その前日となる2月3日は、厳しい冬から暖かな春を迎える節目として昔から盛大に祝ってきたこと。
 さらに、季節の変わり目は体調を崩しやすく、その原因を鬼の仕業と考えた昔の人々が、病魔である鬼を退散させる方法として「豆まき」をしてきたことなどを伝えました。
 そうそう、なぜ鬼に豆を投げるかについても、邪気を放ち、「病魔」となる鬼をやっつけるためには「目くらまし」が一番と考えたから、といったことも伝えました。つまり昔の人は「魔(ま)」「目(め)」から、鬼退治には「豆まき」が効果的と考えたわけです。
 私の話はいつも難しいのですが、今回も子どもたちはよ~く聞いていましたよ。
 その後、子どもたちは手作りの袋に豆を入れ、自分たちの保育室の前で「鬼は外」と元気に豆まきをしました。もちろん「福は内」も忘れてはいませんでしたよ!
 なお、年の数だけ豆を食べることは、喉を詰まらせてもいけませんから、お家でのお楽しみにしました。(消費者庁も窒息・誤嚥事故の代表例として注意喚起をしています)
 節分本番用に、おみやげとして豆を持ち帰りましたので、明日は各家庭で「鬼は外、福は内」を楽しんでくれることでしょう。年の数だけ豆を食べることも、親御さんのもとで、ゆっくり、落ち着いて進めてほしいものですね。本園が使っている豆は「国産の煎り大豆」ですから、きっとおいしいはずです。

2024年02月02日