お月見を楽しむ

 今年は9月29日(金)が「十五夜」です。
 正門で「また来週!!」と降園を見送っていたら、4歳児の仲良しさんが「おうちに帰って、早くお団子をつくろうね~」と、うれしそうに手をつなぎ、帰ろうとしていました。
 「えっ?お団子を“食べる”じゃなくて、“つくる”の・・・?」
 「そうだよ。○○ちゃんちで!」
 なるほど・・・、そういうことなのね。納得、そして感心しました。
 「先生、ススキ、もらっていいですか?」
 今度は5歳児のお母さんからリクエストをいただきました。
 「どうぞ、どうぞ。手を切らないように、お子さんと一緒に上手にとってくださいね」
 お月見の季節、ススキも買うと意外に高いようです。せっかく園庭にはえているのですから、大いに活用していただきましょう。
 近年、文部科学省も学校教育に伝統行事を取り入れることを推奨しています。大切な姿勢だとは思いますが、本来、伝統行事は家庭や地域で祝うものです。まして「お月見」は夜の行事ですからね・・・。さぁ~て、今宵、どんな「お月見」を楽しんでいるのでしょうか。
 あれっ?そんなことを言っていたら、雨が降り出してきました。残念!あとは、お団子。おいしくめしあがれ!
2023年09月29日