子どもも「疲れる」そうです。

 園庭での力仕事が一息ついた時、思わず「あ~疲れた」とボヤいてしまいました。
 すると、私の様子をずっと見ていた5歳児のAちゃんが・・・、
 A「私だって、疲れるよ!」
 私「エッどうして疲れるの?」
 A「だって年長は動物当番もやるでしょう」
 私「なるほど~」
 A「朝の会もやるし」
 私「そうなんですか・・」
 A「お帰りの会もあるんだよ」
 私「ヘェ~でも遊ぶときもあるよね~?」
 A「遊びだって疲れるのよ、楽しいけど」
 どうやら「疲れる」とは、やることがたくさんある状態の事を指しているようです。
 子どもの言葉に「ハッ」とさせられることは多いですが、大人のような意味合いで使っているか・・・と言うと、そうでないことも多いようです。
 「疲れる=忙しい=やることがたくさんある=楽しい=充実している」
 もしかすると、こうした思いが交差しているのかもしれません。表に現れたものだけでなく、内面の思いにも目を向けたいですね。
 ちなみに、私なども忙しく動きまわっている方が充実しており、やることがないと、かえって落ち着かない・・・といったこともあります。あっ・・・でも、これは「昭和の男」の発想だね。気をつけないと・・・。
2023年04月17日