憧れの魔法使い

 3歳児4人組が事務所にドヤドヤ、そしてニヤニヤしながら入ってきました。自分たちで作った棒状のものも持っています。
 私「それ何?」
 A「まほうのステッキ!」
 B「まほうのつえ!」
 C「つえ!」
 どうやら、魔法使いになったようです。
 D「マイク!」
 私「えっ?マイク?」
 A「ちがう、ちがう。つえでしょう。」
 D「あ~そうだ。つえ」
 Dちゃんの思わぬ発言に、私もお友だちもビックリしましたが、Dちゃんもすぐにニッコリと発言を修正。無事、全員で魔法使いとして、私の目の前に登場できたようです。
 A「魔法かけるよ!」
 全員「かけるよ。エイ!」
 ステッキ(つえ)を振りながら唱和するものの、何の魔法をかけたかまではわかりません。この辺が3歳児といったところでしょうか。
 でも、それを聞くのもヤボなので、踊ったり、寝てみたりしました。一番ウケたのは、忙しく動いてみることでした。担任が「お昼だよ~」と呼び来てくれて一区切りとなりましたが、そうでなければ、ず~っと遊ばれていたでしょうね・・・。
 でも、遊びの道具を自分で作った上に、4人で憧れの存在になりきるごっこ遊びを共有していくなんて・・・、本当に成長したものです。これからも、きっといろいろと変身していくのでしょう。楽しみですね。
2024年02月12日