教育方針
「ひとりひとりの子どもを大切にし、豊かに生きる力を育てたい」
私たちはそう考えます。
この精神を忘れずに、遊びを中心とした子ども本来の生活の充実を目指し、日々の保育を進めています。
子どもは思いきり遊ぶ中で、自分のやりたいことを見つけ、様々な発見をしていきます。工夫することを楽しみ、自分を表現する手立ても獲得していきます。
また、自分の世界を確かなものにしていくとともに、友だちとのかかわり方も学んでいきます。時には葛藤や挫折感なども味わいますが、こうした体験は思いやりの心も育みます。
「未来を担う子どもたち」が今を生きることに喜びを感じ、同時に、明日を生きることに希望を持っていけること。
東立川幼稚園は、“自分の”そして“友だちと一緒に”という世界を豊かに広げていく本物の幼児教育を教職員一丸となって取り組んでいきます。
教育目標
創造的人間形成=自分づくりと生活づくりを目指します!
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人間を大切にし、主体的に生活を営む子ども
●健康な子ども
人間形成の基盤として、まず健康な体を育むことが大切にされなければなりません。その上で「心と体のバランスがとれた子ども」になってほしいと思います。
●自律・協力できる子ども
「自立」から「自律」へという子ども自身が自分をコントロールできる姿を大切にします。さらに、その力を友だちとの間でも発揮できるようになってほしいと思います。
●生活をつくる子ども
生活を自分たちのものとして、つくり上げていくことは大切なことです。なにげない日常生活そのものを「主体的に生きる子ども」になってほしいと思います。
●文化的・思考的な子ども
豊かな成長にとって様々な文化を獲得し、それを巧みに使っていく力も必要です。知識の詰め込みではなく「自分で考え、学んでいく力」の基盤を育てていきたいと思います。
教育内容
本園は保育内容を「生活の構造」という観点から整理し、独自に設定しています。
系統的学習活動 (第3層) |
●「知識・技能の基礎」の育成を目的とした小さな活動 =学びに向かう力の基盤を育む活動 *造形/絵画/文学/言語/音楽/リズム/体育/社会/自然/数量形など |
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中心になる活動 (第2層) |
●クラスで目的を共有し、長期的に取り組む大きな活動 =園生活の核となる活動 *お店やごっこ/ジャングルまつり/運動会/お泊まり会/わんぱくまつり/お別れ会 など |
基底になる生活 (第1層) |
●生活の土台として、日々、繰り返される活動 =生きる力の源となる活動 ○自由遊び~興味・関心に応じた自発的な活動 *ごっこ遊び/構成遊び/製作遊び/競争遊び/ルールのある遊び/運動遊び/自然遊び など ○生活指導~身辺自立と自主的な習慣形成(健康管理を含む) *食事/排泄/清潔/着脱/挨拶 など ○集団づくり~人間形成の拡大・深化と生活の自主運営 *生活グループ活動/当番活動 など |