保護者負担を減らしていきたい!

 「保護者負担が大きい」
 「園に行く回数が多い」
 ネットで時々見かける、本園に対するコメントです。
 こうした見方が一人歩きすると、入園をためらう親御さんも増えるでしょうね・・・。
 でも、本園も保護者負担を増やしたいわけではありません。大切にしたいのは、子どもを真ん中に置き、家庭と園が連携していくことです。
 そこで今年から、負担が大きいとみられていた「家庭訪問」と、年度末にお母さん方に全園児の昼食を作っていただいていた「ママクックパーティ」を取りやめることにしました。
 「楽しみにしてたのに~~ mmmm」
 ご批判もあるとは思いましたが、思い切って決断しました。
 ちなみに、「家庭訪問」は本来、家庭環境=養育環境の把握を目的とするものですが、今時、プライバシーの問題もあり、その把握は簡単ではありません。また、接待を求めているわけではないのに「お茶はどうする?」「お菓子は何出す?」と、やはり気になる親御さんもいらっしゃるようです。親御さんと担任がじっくり話す機会は園での「個人面談」で行えますから、ここで一度区切りをつけてもよい、と考えました。
 「ママクックパーティ」も数日前から仕込みを行うなど、係になったお母さんは確かに大変だったようです。ウィズ・コロナの時代であることを踏まえると、全園児で食事する機会もまだまだ慎重になる必要もあるでしょう。(まぁ「ママクック」というネーミング自体が時代錯誤でもありますよね~。今から37年前に導入した際、私が考えた名称だったのですが・・・反省々々)
 本園も「預かり保育」を初めて6年目を迎えています。共働き家庭の利用も少しずつ増えています。そうした方々にもお子さまを安心して委ねていただけるよう、従来のカタチに固執せず、今後も工夫していきたいと思います。
2023年04月15日