体験を印象深いものにしたいですね

 年中4歳児組が火曜日(5/9)に国立市の北第二公園に園外保育に出かけました。本園から800mほどの距離にあり、4歳児でも気軽にお出かけできる公園です。「ゴリラごっこ」なるものも楽しむなど、開放感をたっぷり味わえたようです。なかでも夢中になったのは草花や虫さがしだったようです。
 A「四つ葉のクローバーを探したの!」
 私「見つかった?」
 B「なかった・・・」
 私「それは残念でしたね・・・。なかなか、ないんだよね。見つかると幸せになれるみたいだけど・・・」
 C「幸せか~」
 しんみりとしたつぶやきが聞こえてきました。4歳児も人生を考えているのかな・・・??
 D「でもコバンソウたくさん見つけた!」
 E「私も見つけた!」
 B「チョウチョもいた」
 私「何色?」
 B「白だった」
 私「モンシロチョウかもね」
 F「青いのいた」
 私「それは珍しい。大きかった?」
 F「大きかった」
 私「もしかすると、アオスジアゲハかもね」
 G「アオスジアゲハ?」
 そんなやりとりをしていると、図鑑を手にして調べ始める子どももいました。自然とのかかわりを本当に楽しんでいるのですね~。素敵な姿です。
 そんなやりとりをしているうち、ホワイトボードに草花や虫が書かれていることに気づきました。担任が子どもたちとのやりとりを通して公園で探したい、また見つかった草花や虫を書きだしたようです。せっかくの体験も、漠然としたままでは育ちにつながりにくいことも多いようです。体験したことを言葉、また年齢によっては文字で表していくと印象深いものとなります。こうした働きかけも大切にしていきたいものですね。
2023年05月13日